
適応外で利用したことはありますが比較するほどの企画的なデータを有する症例を有してはおりません。ただ普通の歯周病治療と同じで、反応は悪いようなイメージはあります。
特に推奨はありませんが、一般的にここの患者さんにあったセルフケアグッズを処方するようにしています。TEPEがバリエーション多いので主にそのラインナップから出しています。
細菌検査も口臭検査もしていませんが、細菌検査であれば白水から出ているレッドコンプレックス簡易測定のBANAペリオがいいと思います。当院でもたまに利用しています。
通常の歯肉縁下のデブライドメント、SRPに準じて2ー4週間でいいと思います。4週間待てばより確実かと思います。
残石はあくまでプラークが付着しやすい環境因子ですので、深い歯周ポケットとともに残っていればそうだと思います。その場合はその後オペが必要になります。ただバーニッシュされた残石であれば上皮付着で治ってしまう可能性もあるのでその際はプローブが浅くなるはずなのでそれはそれで一つの治癒形態とみなします。
SRP後と同じでいいと思います。
井尻ではスケーラーパワーは標準の7で、薬液は5段階あるうちの4で使用しています。スケーラーパワーをつけずに実施したケースは無さそうで、効果の差は今のところ分かりませんでした。

喫煙者症例は多数あります。明確に喫煙年数や1日喫煙本数などで区切ってはいませんが、診察時にタバコの匂いがするような症例は治癒が悪い印象を受けます。
しかし、全例術後1−2ヶ月ではポケット深の改善を認めています。
なお、数例ですが、術後半年程度で歯周病の再燃を認めているものもあります(喫煙が再燃の主要因なのかは不明のため、今後の報告を楽しみに待っております)。
歯磨剤については極力刺激の少ないものを勧めており、B プラスという歯磨剤を第一選択にしています。
歯ブラシについては、術後1ヶ月は柔らかめのもの(GC社 P10/20 Sなど)を使用して頂いております。
洗口液については、以前まではネオステリングリーンを術前数日前より術後2週間ほど使用してもらっていましたが、最近はハビットプロを使用しています(歯周外科後の使用やIM周囲炎への効果を最近聞いたので、試している状況です)。
現時点では、特段どちらでも治癒に影響は無い印象です。
術後は『安静に』を強調して説明しています。
その上で、歯ブラシについては柔らかめを使用すること、洗口を頻繁に行うこと、歯間ブラシやフロスは2週間ほど行わないこと、食事の制限は設けていませんが、極端に辛いものなど刺激は避ける、できれば術後数日は飲酒・禁煙をしない、患部を冷やさないなど歯周外科後の注意事項と同様の考え方で説明しています。
基本的にデフォルト設定からいじることはなく実施しております。
当院ではマイクロ下で行っており、BRをすることでポケットが開いてきて、ポケット深くが見えるようになった場合に縁下歯石が固着しているのが確認でき、かつ、除去しづらい時のみパワーを少し上げることがありますが、ほとんどいじることは無いのが現状です。
スケーラーパワーを0でやったことがないのでわかりませんが、とても興味深いです。
当院でも術後3ヶ月程度で排膿したケースは何例かあります。 その原因を追求すると、口腔清掃不良(Pが治癒したため、あまり磨かなかった)や歯根破折・P-Per病変(デンタルでわかりづらいものもありますので、もし可能であればCBCTで確認するとより精度が高くなると思います)、全身疾患などの問題で、免疫力低下など何らかの理由があることがほとんどでした。 もちろん再度BRを行うのも良いとは思いますが、可能であれば原因探索も併行するのが望ましいと考えます。
先日(2025.8)受診されました。Pの状況は安定しており、術前に認めた排膿は認めておりません。
特筆すべき点として、HbA1cが6.8まで下がった点です。
これまでDMに罹患してから数10年、Hb
A1cが6台になったことはなく、特にDMに対する投薬内容なども変更もない状況で、「初めてこんな数字を見た!!」と患者さんは大変喜んでおりました。
BRが理由でHbA1c値が減少したと明確には言えませんが、少なくとも歯周病の改善とHbA1cの値の減少は認めたという事実はあり、今後もどこかで追跡報告をできれば幸いです。
後出血については1例のみで、通常の炎症反応(発赤、腫脹、疼痛)は度々経験しています。
基本的に特段経過に影響はないと考えており、経過観察で問題は無いと思います。
ただし、腫脹の中で、皮下気腫(術中もしくは術後すぐの腫脹)と炎症由来の腫脹(術後少しずつ腫れてくる)は分けて考える必要があり、炎症由来のものは上記のように経過観察で問題ありませんが、皮下気腫の場合には気泡が原因になるので、できるだけ脱泡(徒手圧迫)し、必要であれば抗菌薬を処方しています。
こちらについては、部位などによっても対応が異なり、このスペースでの回答は難しいため、もし追加でご質問があれば、直接お会いした際でも、メールでもインスタなどでのDMでもご連絡ください。
通常通り行っております。しかしながら、血液検査の値と皮下内出血斑の有無などは確認しております。
血液検査値では、血小板数などの一般的な値やワーファリン内服患者では、P T-INR値などは確認しております。
また、新規抗凝固薬服用患者では、腕などの内出血斑などを確認し、著しく出血傾向の高い患者の場合には中止すると思います(なお、そのような症例はこれまでに一例もありません)。
イメージとしては、抜歯前の確認のような感じで確認しています。

スモーカー居ると思うのですが、あまり意識してませんので、良くわかりませんが、誰にやっても良くなったと言われるので関係ないかもしれません。
禁煙者今後についてはまだ今の所良くわかりません。
●衛生士さん
あります。
今のところ予後に差はありません。
特には無いですが、施術中にうがい用のお水に、少し甘めの先口剤ハビットプロ使用してます。
これは院長の私が受けて、口の中が辛く感じて、そうしました。
●衛生士さん1
歯磨剤:トータルケア歯周病はもちろん、う蝕や知覚過敏にも幅広く使えてジェルタイプだからです。
洗口剤:コンクールF歯肉の炎症をおさえる成分が入ってるのでうがい薬だけでなく、歯間ブラシを通す時に使うのもおすすめしています。
●衛生士さん2
歯磨剤はGCのトータルケアをすすめています。
理由は研磨剤清掃剤フリーなのと、う蝕や歯肉の炎症などさまざまなものにアプローチできるため。
当院では新卒2年目でもやっており、結果に差はありません。
●衛生士さん1
1縁下歯石の取り残しがないようにSRPをして先輩にも確認してもらっていますが、4年目の私がSRPをした患者様でも症状は改善しています。
●衛生士さん2
可能です。
衛生士満足度は100%。僕自身も凄いと実感してます。
●衛生士さん1
今までの衛生士業務で患者様にここまで喜ばれることは無かったので、とても満足しています。
導入してくださった院長に感謝していますし、これからも患者様に喜んでもらえるようにたくさん勧めていきたいです。
衛生士さん2
満足度は高く、ほとんどの患者様は他もやった方がいいところがあればやってほしいと言ってくれてます。
蓮田市の蓮の花の英訳がlotusだからです。
患者さんから、同じ事聞かれて、車好きですが、、、違いますと答えてます笑

当院では、これまでにブルーラジカル治療を受けられた患者さまは2名のみでした。
お二人ともカウンセリング後に禁煙されており、喫煙の有無による予後の差については、現時点ではデータ的に明確な傾向は確認されておりません。
特定の歯磨き剤や洗口剤の指定はしておりません。
治療後は、「一般的ですが、優しく丁寧に磨くこと」を重視してご指導しています。
・治療後は歯磨き指導を徹底し、「優しく磨くこと」をお願いしています。
・麻酔が使用される場合は、その後の注意が必要ですが、痛みはほとんどなく、その他の特別な制限事項は設けておりません。
●モチベーション維持
・セルフケア意識を高めるサポートを継続
マイチップ制度については、カウンセリング時にご説明いたします。
チップは院内で保管し、消耗品として取り扱っています。
施術後もメンテナンスに使用いたしますが、使用不可能な状態になった場合は処分いたします。
(※個人的には、お口全体の施術が終了する段階までの使用が望ましいと考えています。)
チップは実費でのご負担となります。
(※購入価格ベースでご案内しております。)
その他、様々な症例をご覧になりたい方は「ブルラジサロン」にてご確認ください
ブルラジサロン